従姉妹の結婚式。
今月のはじめ。石川県に住む従姉妹がお嫁にいきました。
朝の4時半から支度が始まって、7時半。
両親と共に白無垢姿で玄関をでていく所から式は始まります。
たくさんの人に見送られながら送迎の車に乗りこむ従姉妹の姿は、とても綺麗で、
白無垢をまとうお嫁さんからしか出ないような温かいしっとりとしたなごりを残して嫁いでいきました。
東京にいると、ただ暮らしているだけで毎日新しいものがどんどん次々でてきて、そのどんどん次々変わる情報について行けなかったり、焦ったりするのだけれど、
こういった昔から伝わる儀式や伝統に触れると、大切なものは次に残る人がきちんと肌で感じて受け継いでいかないといけないなぁと思ったり。なんだか安心もしたりするのです。
前日の金沢に着いてからの散歩途中には、浅野川の橋の上ではじめて出会った、近くに住む買い物帰りのおじさんにこの辺一帯の町の歴史を聞きながらひがし茶屋街を案内してもらったり
キムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある古い街並みが残るひがし茶屋街
細い路地をくぐって
卯辰山の高台まで案内してもらって綺麗な夕日を見ることができたり…
金沢城公園で白い彼岸花を見つけたり…
やっぱり自分の足で見つけた出会いは心に残るなぁと
忙しいながらも、ほっとする時間が過ごせた休日でした。 su